アヤネ

哀しき獣のアヤネのネタバレレビュー・内容・結末

哀しき獣(2010年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

2023年22本目。
キムが多すぎるわ。殺し依頼するのもキム(×2)だし受けるのもキムだし殺されるのもキムだもん。もうちょっとあるだろ苗字。イとかカンとかも使ってくれ。
途中から無になってしまってついてけなくなっちゃった…キム・ジョンファンの立ち位置がピンと来なかったよ。ぜんぶ女絡みだってことだけはなんとなく把握した。
教授殺したあとの暴走パトカー&無限に湧いてくる警官VSグナムのシーンは面白かったな。あまりに派手すぎてコントのようだったもん。
あとグナムとミョンが丈夫すぎてな。斧が背中に刺さっても普通に動ける男たちこわい。ミョンがボスなのにめっちゃ最前線で殴り込みかかってくのも面白かった。一番敵に回したくないタイプのボスキャラだったよね。ぜんぜん死なないし。
根底にあるものは重たいし、作品全体に流れてる空気感もどんより澱んでんだけども、どこか作り物めいてる感じもしてガッとはなしに入っていけなかったな。まあ、映画なんだから作り物めいていていいんだけども。朝鮮族という人達のことがよくわかってないから余計に刺さらなかったのかもしれん。難しかったな。
ハ・ジョンウとキム・ユンソクは、ほんとにこのひとらチェイサーのあの方々ですか??って感じだったね。ぜんぜん雰囲気違うわ。役者すげー。ハ・ジョンウの暗ぁい目つきとても良い。
ラストのシーンは切ないというかうーんしんどいなーって感じだった。なにひとつ報われなかったなぁ、グナム……。ラストまで見てタイトル納得した。珍しく邦題あってて素敵ね。
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