今観ると何か悪い冗談が現実になったように思え笑えないブラックジョーク映画ですね。再見なんですが、昔見た時は、ジョークがきつい映画だなぁという感じ。ただ、MTVのようで新しい感じでティム・ロビンスは、監督の才能もあるのねと。「デッドマン・ウォーキング」は、傑作だった。しかし、再見すると悪い冗談か、予言していたのかトランプ大統領の出現が現実となってしまっている。ティム・ロビンスも苦笑いしている事だろう。DVDのカバーにもMore amazing than Watergateと書いてありニクソンをおちょくるのがメインだったような気もしますね。本作も「群衆」「群衆の中の一つの顔」同様にポピュリズムは、いかにして作られ、群衆は、いかに熱狂するかが描かれます。