第三部は、いよいよミレニアムと巨悪との全面対決。
ここにきて、ストーリーのテンポが自分の中でしっくりハマりだして、緊張感が持続する。
第二部でズタボロになったリスベットは、本作では活躍の場はほぼ無し。
とはいえ、重要なシーンではきちんと仕事をしてくれていたから、オッケーとする。
リスベットにも、少ないが信頼している仲間はいる。そして彼女に心から協力したいと思う、信頼すべき大人もいる。
そんな仲間が団結・連携し、巨悪の裏を突き、綻びを解き、闇を暴いていく、、、
ここの練りに練られたストーリーは、確かに昔、時間を忘れて読み耽った記憶!
三部作の集大成とも言える仲間の団結~ラストの法廷シーンは、怒涛の展開でめちゃくちゃ盛り上がる。
悪魔の精神科医を、射程距離へ引き付けて引き付けて・・・一発でドン!と撃ち抜く流れは素晴らしい。
思わず声が出るほどの爽快感!
なんやかんやで、リスベットとミカエルおじさんとは、ここまでで約9時間付き合ってきた。さすがに愛着も湧くね。
世間から見放されて育ったリスベットも、この9時間を経て、世間も捨てたもんじゃないなと、ちょっとだけ思えるようになったことでしょう笑
ただね、その感謝の心を表現する術を知らないあたり、かわいいーじゃないの!愛着が止まらん笑
結果、原作贔屓のフィルタを相当入れた評価となってしまったが、映画の楽しみ方としては全然アリでしょう!
というわけで2021年の引きこもりGW、前半はまあまあ素敵な時間!