2000年以降のケンローチ作品しか見たことなかったが、古いこの作品でも一貫して作風は変わらずなんですね。
父は蒸発していなく、遊びに出がちな母、炭鉱に勤めるクソ兄貴、いじめられている訳ではないが過剰にいじられやすく、学校でも馴染めないキャスパー君、そして鷹ケス。
曇りがちな小さい街で過ごすキャスパー君の話。
学校の先生が何かと驚き。
印象強いのはやっぱサッカーの先生ですよね、最初どうしようもなくて笑ってたが、だんだん笑えなくなってくる。
そしてケス見にきた先生。
彼の感覚が素敵。
なんとなくラストの展開は見えますが、潔い終わりかたにうなる。
キャスパー君演じてる感がなかったな、魅力のある子でした。