バベットの晩餐会の作品情報・感想・評価

「バベットの晩餐会」に投稿された感想・評価

せ

せの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

美しい景色と映像。そして何より宗教について知識がないので完全には理解できないけど、そんなことは関係なく心が温まるおはなし。

水、、!よりもやっぱりこれ美味しいからこっち飲む!!!のシーンがお気に入り。

詳しく「美味しい」とか発言したり、表情に現れたりしないのに美味しく食べている、感動してる、って伝わる食事シーン、他の映画で見たことないな〜。
満たされることって最高

お手伝い少年のこっそりお酒飲むのもほっこり。

時がゆっくり進み、そして、料理をしてみんなでつくえを囲んでゆっくり食事したくなる、いい映画でした。

このレビューはネタバレを含みます

「旅は好きですが 私が真に愛するのは孤独です 静寂が好きだ」

三人称のナレーションで進むの珍しい!

どんなに美しくても人を陰鬱な気分にさせる場所ってある。
アシール・パパンすきだな〜!やっぱり明朗な人は、滑稽でも愛したくなる☺️「月と六ペンス」のストルーヴェみたい。

1871年、9月のある夜、バベットを迎え入れたふたり。パパンからのフィリパへの手紙で言及された「至高の芸術家」というのはキーワードだ、バベットが料理している姿をみると、詩人や画家や歌手だけでなく料理人も芸術家なのだと実感する。
料理はもちろん、工程、テーブルメイクやおもてなし、配膳の手際の良さまで含めて。
体は魂のしもべであれ、と唱えてからご馳走を食べるっていう皮肉。笑

毎日お祈りをして安らかに眠りに入る信者がほんとに幸せそうで、敬虔な信心を目にすると一途に主を信じる力の強さ、心の拠り所があることの重要さを感じるし、羨ましいとさえ思える。
老いは人を醜くする一方で、姉妹はいつまでも美しい。最小限で、でも上品で
、かわいい。「足るを知る」っていうか。

質素を美徳とする宗派で、豪勢なフランス式の料理を振る舞う晩餐会!
面白い〜!
冒頭では有難がって食べてた姉妹のコーエスを、バベットの料理に慣れちゃって「食えたもんじゃねえな」みたいな顔してたのが辛かった〜。

全篇を通じて美食の罪を感じた。「村上龍料理小説集」で読んだな。
"美味しく"食べるために生き物を殺すことへの潜在的な恐怖、罪の意識。
みんなで賛美歌を歌った直後の牛の生首と解体された鶏たちのカット、鳥肌が立つくらいグロテスクだった。

晩餐会の進行と老姉妹の恋(?)の決着が並行してる。姉妹の生活みたいに、淡々と進んでいくのがいい。

将軍が呟くコレヘトの言葉が重かったな。
「すべてが空しい」、恋愛は自分の心に従わないと。
「ホンモノがわかる男」としての将軍の使い方が上手い!笑
料理から気をそらせるために牧師様の話を続ける信者たち、かえって心がひとつになっているようだった。
場を盛り上げて、心を満足させる。これこそ料理の真の意味か?
表情は時に言葉よりも雄弁だ。
酔っ払ってピンクになったほっぺがかわいい!笑
まかないをにこにこして食べてるとこもよかった☺️

「その女性の料理長をこう形容した
食事を恋愛に変えることのできる女性だと
情事と化した食事においては、肉体的要求と精神的要求の区別がつかない」
脳にある食欲と性欲を司る分野は隣あってるから、片方が満たされるともう片方も落ち着くみたいなこと聞いたことある。関係ねーな。

慈悲の心、真心。正義と平和の接吻。
あちらでは今まで自分が与えたものを得られる、っていう教えは救いになるな。

「夜ごとあなたと食事をする
肉体がどんなに離れていようと構わない 心は一緒です
今夜 私は知りました この美しい世界では
すべてが可能だと」
油断してた、これはめっちゃラブロマンスだぞ。笑

「ハレルヤ!!」
cobaltblue

cobaltblueの感想・評価

4.0
素晴らしい。。
これはグルメ映画として名高い映画ですが、いやホント、ストーリー抜きにして凄い。もちろん後半の食事シーンはハイライトの一つ。どんな映画でも大抵は食事をするシーンってあるんですが、食事を美味しそうに食べるシーンのある映画に駄作はないと思っています。そして本編は演技も凄い。食べる前の不安がるような雰囲気からワインや水の飲み方まで、「究極の演技」を堪能できます。ゲテモノ系を映すやり取りや調理シーンも優悦で、かつ前半の美しい家並み、そして海岸沿いの寒そうでなおかつ美しいコントラストにも注目。ついあそこに住みたくなります。変にドラマ仕様にしなかったのも好印象。
日本映画では美味しそうに食事をするシーンがあまり見られないのが残念です。
パドゥ

パドゥの感想・評価

2.0

このレビューはネタバレを含みます

フラストレーション!
ひょんなことからパリから亡命してきたバベットと暮らしはじめ、永い年月が過ぎ彼女がいい人だとわかっているのに、なに食べさせられるか分からないだの、魔女だの!
デンマークの寂れた港町で暮らしていては、一生口にできないほどの一流フレンチ料理や年代物のワインを無言で食べるシーンが観ていてしんどい。
どうせ恩返しをしたかったなら、なぜバベットも先にその価値を事前に知らせなかったのか。知ってて食べるのと、不安を抱えつつ無言、またはちぐはぐな会話で食べるのとでは雲泥の差!
あと、自分を抑えてまで慎ましく暮らして神に…ていうのも理解できない。
キリスト教徒の異教徒や異文化への不寛容をしみじみと感じた映画で私にはなんの感動もない。
Guy

Guyの感想・評価

2.6
あれこれフランス語じゃ無かったっけ?
デンマークの作品だったとは。
哀愁漂う貧しき村の風景。
贅沢に撮る料理のシーン見たことも無い料理ばかりだが至高の絶品なのは味見なんてしなくてもわかる。彼女の愛が詰まっているのだからそして人々の微笑む姿がその何よりもの証拠。
素直になれたらこんなにも素敵な世界が広がっている。
今宵もワインがとまらない。
るか

るかの感想・評価

4.4
しみじみとしたとてもいい作品です。幸せとはなんなのか考えさせられます。
とりこ

とりこの感想・評価

3.9
絵本の世界をのぞいたみたいにほっこり。
あんなに慈愛と真心に満ち満ちた世界があったらその美しさに涙してしまうだろう。星も近くに降りてくるし天使もうっとりするってものだ。
宗教観は違うもののすっかり心が洗われた。
kei

keiの感想・評価

4.2
やや眠くなるけど、睡眠することなく心穏やかに見れちゃう
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