トトCINEMAライフ

スリーデイズのトトCINEMAライフのレビュー・感想・評価

スリーデイズ(2010年製作の映画)
3.5
うう~ン…これは感想をまとめるのが難しい作品💦

正直に、一言で言えば「結局、結末が知りたくて最後まで没頭した」

"刑務所脱獄もの"は映画やドラマでも多々テーマとして扱われるし、傑作や人気作も多い

ただ、この作品は出来栄えは置いといて、とにかく珍しい設定の作品だ・・・通常、罪を犯して服役した囚人たちが脱獄を図るのがパターン

この作品は、反対に無実を訴えたまま服役してる妻を夫が脱獄させる物語だ…裁判で弁護士などに働きかけ、真実となる証拠や真犯人を探して逆転

⬆コレでは無い

印象としては、大ヒット海外ドラマ"プリズン・ブレイク逆転版"をギュッと134分に無理やりまとめたような感じ?!💦

監督は、有名作の脚本家としての方が向いてる気がするが、アイデアとしては先述した「どうなるか分からないので、最後まで物語に集中させた」点では一つは成功なのかも知れない?!・・・但し、それは冒頭から続く❓❓❓の連続というちょっと理不尽な"マジック"のお蔭かも…

「あの〜ご相談なんですが…いえ、やっぱり良いです」・・・って言わんのか〜い?!気になるやないかい‼というノリでもある💧

言い方を変えれば荒唐無稽でツッコミどころが満載の作品だ💧

夫役のオスカー俳優ラッセル・クロウの重厚感と、妻役のエリザベス・バンクスの確かな演技力で強引に最後まで引っ張った感は否めない…賛否両論、好き嫌いがハッキリ分かれる作品か?!

鑑賞しながら映画"プリズナーズ"に似た、ちょっとモヤモヤっとした雰囲気もあり、動作が静かなプリウスや日本車が多く使われてるのが変にマッチしてたり…何か感想があっち行ったりコッチ行ったりとまとまらない😥

リーアム・ニーソンが少ない出番で強い印象を残した

父親役ブライアン・デネヒーも良い表情で味のある演技👍

この作品での収穫は顔だけで、名前を覚えて無かった親しみのある女優エリザベス・バンクス?!…誰だっけ誰だっけ⁉

そうだ、娘と劇場に通った大好きなサム・ライミ版スパイダーマンの新聞社の黒髪ボブヘアーの女史だ‼1〜3まで出てた、スパイダーマンでありピーター・パーカー演じるトビー・マグワイアがJK・シモンズの鬼編集長に怒鳴られ値切られ凹んで編集長室を出て来た所で笑顔で励ますアノ女性、出番はそこだけだがお約束の場面なのでしっかり記憶されてる

つまり、少ない場面でもシリーズで手続け、今回のような目立つ役も出来る演技派なのだ👍

何か旧友に会えたように嬉しかった、そんな女優が最後まできになったのかも知れない?!