シークレット・サンシャインの作品情報・感想・評価

シークレット・サンシャイン2007年製作の映画)

밀양/ECRET SUNSHINE

製作国:

上映時間:142分

ジャンル:

3.9

「シークレット・サンシャイン」に投稿された感想・評価

踊る猫

踊る猫の感想・評価

4.3
なんだろうこの全体に漂うミヒャエル・ハネケ臭は……不勉強にして韓国のキリスト教の影響力の大きさとかそういうものを知らずに観てしまったので、調べてみて恥じさせられたことを告白しておく。このようなある種キリスト教に真っ向から対決するような映画を撮った勇気は賞賛に値する。とは言え、妙な力みを感じないというかお話自体は淡々と進んで行く。ドキュメンタリー映画的というか……回想シーンを特に挟むこともなく、わざとらしい過剰な演出もなく、なんとなく「厭な空気」を全体に漂わせているあたりがそっくりなような気がしたのだ。まあ、私の映画に関する知識は本当に乏しいのでアテにしないで読んで欲しいのだけれど……ハネケほど極端なロングショットも長回しも使っていないので、これに関してはいつもながら頓珍漢なことを書いてしまっているかもしれない。韓国映画には疎いのでこれからもっと勉強しようと思った次第。力作。好きにはなれないけれど。
SHiNOBU

SHiNOBUの感想・評価

4.0
ラストは震えた

このレビューはネタバレを含みます

韓国の密陽に住む女性の悲劇を表した作品
ストーリーに関しては、前半が後半の為に色々と付け足したような肉付けであまり面白くなかった
後半については急な展開によってそこから発展していく感じであるが、テンポが少し悪いし、キャラクターが何をしたいのか分からない事があった
キャストの演技に関しては主演2人の演技は上手い
チャン・ドヨンの日常生活を表した演技と狂気と哀しみの演技、ソン・ガンホの不器用ながらも人当たりが良く正義感に溢れた男を演じていて良かったと言える
今作に関しては音響が少し酷いと言える
全体的に声が小さくて聞き取り辛い部分があって残念だったし、逆に効果音とBGMが大きくて音量を調節しながら観なければいけない為、ある意味非常に観辛い作品であった
主に宗教的作品ではあったが、肉付けの仕方を変えればもう少し面白い作品になると思えた
natsuki

natsukiの感想・評価

3.8
神とは?許しとは?という、難解な問いをテーマに、軽い着地に甘んじず、誠実に向き合っているのがすごく良かった。主人公が理不尽な悲しみに見舞われ、目を背ける為に宗教に駆け込み、その後宗教に裏切られ悪魔的なものに変化する経過が苦しいけど面白い。その主人公の劇的な変化の様子を、見事に演じ切っているチョンドヨンも素晴らしい。
YooMee

YooMeeの感想・評価

3.3
チョン・ドヨンが素晴らしい女優であることを再認識。ソン・ガンホも魅力的。
ただ、家の中庭で髪を切るラストシーンに込められた意味がわからなくてモヤっとしている。
iijm

iijmの感想・評価

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うーん、良作。最近ギドク作品の化調マシマシな味付けに慣れてたしタイミング良かったのもあるかな。演技も上手い。ただリベラルなので宗教に熱心な人見るのなんか変な感じなるわ
takato

takatoの感想・評価

4.0
 す、凄いテーマに踏み込んだ作品。「汝の敵を愛せよ」、しかしもしも敵がすでに神によって救われていたら?。ドストエフスキーが描きそうなテーマを現代韓国で描くとは。宇多丸さんの2008年ベスト作品。

 神の名によって処方箋のごとく不幸に対して施される安易な救い。果たしてそんな物に意味があるのか?。宗教というだけの問題でなく、救いって、許すって何だろう?って考えさせるところは凄い。良い映画とは、答えではなく問いである、という町山さんの考えを思い出さざるをえない。

 ただ、そのテーマを描き切れたか?って言われるとどうだろう?って疑問符が残る。あまりに難しい問題だし、簡単に答えを出せないとはいえ、問いで終わってその先に行けたかな?という感じ。個人的には、もしも救いがあるとしたら、それは目に見える物、即ち誠実な人間の行動だけだと思えた。ハッキリ言って自分には手に余る作品かも。
myexit

myexitの感想・評価

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しんどい
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