おむすび

野良犬のおむすびのレビュー・感想・評価

野良犬(1966年製作の映画)
3.0
午前十時の18作目は、「野良犬」。
バッキバキの黒澤節です。
日本人てこんなにかっこよかったっけ?

冒頭の野良犬ドアップ、
キャスト・スタッフのフォント、
冒頭から良いですね!

もちろん、猟犬の血を引くような、怖い系の黒い雑種です。

戦争から戻り刑事になった村上と、社会の闇で生きる遊佐。
野良犬って何のことなんでしょう。

犯人が捕まるシーンは、ピアノの練習の音、小学生の歌うちょうちょ、白い花と空。

戦後の立ち上がりの日本に残る「社会の闇」を、正義や平穏との対比として緊迫感を伴って描かれている。

結局、野良犬って何だったのか。。
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