2018年 169本目
1969年にアメリカで実際にあった事件を元にした実話ベースのお話。「ドイツのジェイソン・ステイサム」みたいなイケメンハゲが「俺は二流の体育教師だ〜!」って言いながら顧問の水球部を全国制覇するまで育てあげる映画。
中学生、高校生なんて自分らは大人の階段登ってる〜!と思ってるけど親世代から見たら子供以外の何者でもない訳で、どんな色にでも染まる可能性があるからこそ、洗脳にも簡単に染まってしまう危険性をはらんでるんだと思う。
「何か起こるぞ…何か良くない事が起こるぞ〜!」ってこっちをドキドキさせながら、青春映画の体も取って子供らの心の小さな揺れを丁寧に描いてくれてるので、大きな事件が起こらなくても飽きずにずっとドキドキして観られます。
学校の授業で観せても良いんじゃないのコレ?ってくらい、色々考えさせられる好きなタイプの映画でした。