菫

犬神家の一族の菫のレビュー・感想・評価

犬神家の一族(1976年製作の映画)
4.8
オープニングが最高、、
美しく甘美な音楽と、明朝体のタイポグラフィ。素晴らしすぎる。
母と息子の愛、父と娘の憎しみ。
金欲と肉欲と支配欲に取り憑かれた一族の姿は、醜くも哀しい。
息の詰まりそうな物語のなか、坂口良子演じる女中のはるちゃんが唯一の救いだった。
菫