ヒストリー・オブ・バイオレンスの作品情報・感想・評価・動画配信

「ヒストリー・オブ・バイオレンス」に投稿された感想・評価

しづお

しづおの感想・評価

4.8
再見。やっぱり面白い!

チアガールのコスプレSEXと
階段で殴り殴られの獣のようなSEXの対比。
アクションのタイミングの格好良さ。

帰ってきた父を受け入れるシーンも
セリフはなく、皿渡す娘&肉渡す息子
で表すなんて素敵。

お兄さんの語りが長いけど、
それ以外はあっという間。

静と動がとっても見事。
クローネンバーグはやっぱいいね!
adeam

adeamの感想・評価

3.5
カナダの奇才クローネンバーグが人間に呪いのように付きまとう暴力性を描いたクライムサスペンスの秀作。
ダイナーを営みながら家族四人で仲良く暮らしていた主人公の店が強盗二人組に襲われるも、一瞬にして返り討ちとなり、主人公は町の英雄としてメディアに取り上げられ、学校でイジメにあう息子からは憧れの眼差しを向けられます。
しかし当の本人は浮かない顔で、やがて物騒な雰囲気の謎の男たちが家族に付きまとうようになるというミステリアスで不穏な物語です。
一度芽生えた暴力性はどんなに打ち消そうと努めたところで、そのうちに再び姿を表し、世代を超えて引き継がれて暴力の歴史を紡いでいく虚しさを描いています。
尺が短くて観やすいのは良いのですが、その分主人公の内面の設定を描ききれていない印象で、過去を精算するための決闘シーンがまるでヒーロー誕生の物語かのように見えてしまっています。
新しい人生を築く場であったはずの自宅へ出向いて来た兄を返り討ちにする流れの方が、断ち切ったつもりでも、これからもきっと暴力の呪縛からは逃れられないであろうことに気がつき、呆然と食卓につく哀しさは強調されたような気がしました。
メグ

メグの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

あのチアガール?の服きてエッチするシーンマジで世界一照れた本当に 長いし 何……?本当に…………なんなの……?階段のシーン本当に疲れた クローネンバーグはヴィゴを一体どうしたいんだよ
嘘は良くないですねって教訓を得た。まあたしかに……生まれ変わりたいよな……生まれ変わりたいと思えるような人と出会えたら……でも過去は消せないし戻れないんだ。悲しいねトム………幸せな家族が崩壊していくのが辛かった。どうしよう私のお父さんも元犯罪者だったら……お父さんだけど別人だよそんなのは
ていうか結局銃で解決するしかねえってのか!?
関係ないけどヴィゴが世界一セクシーで良かったです。たまにωみたいになるお口可愛いよね。青灰色の目がきれいだった
三太

三太の感想・評価

3.6
昔やんちゃして何やかやあったお父さんが、年月が経って角が取れて、家族を守るために悪と戦うストーリーってことでいいですか?

普通の監督なら、お父さんすごい強いヒーローで家族守ってハッピーエンドで終わりそうですが、クローネンバーグの、殺人のアクションもぼやけた感じでエンディングもモヤモヤした感じが、この映画の肝であり評価すべき点だと思います。
ナオキ

ナオキの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ヴィゴ・モーテンセンの表情が凄い!!

平凡な男"トム"を演じている際は温厚で優しい表情だけど、もう1人の自分である"ジョーイ"の時は明らかに顔つきが変わって「これがジョーイか…」とはっきりと分かる。改めてヴィゴ・モーテンセンの演技に驚きました。

クローネンバーグ監督映画の中では地味でとてもシンプルなストーリーだけど、生々しい暴力描写は健全。特にダイナーで至近距離で顔を撃った描写は中々エグい…

個人的にはジョーイの全盛期だったマフィア話が観たい。
暇つぶしに。
過去を隠した男の話しかと思いきや、過去を消去した二重人格男の話だった。
なんか、ラスト暗くて辛い、、、もう昔の明るい我が家には、たとえ元凶を殺しても戻れない😭

お兄ちゃんも、父の血を引いてると感じるシーンがあったけれど、ああゆう「実は強いの隠してました!」的なシーン好き。

あと洋画観た時にいつも思うけど、ちょめちょめシーンの刺激が強すぎるんよ。自分の心がまだ子供だからかな。早送りしましたもん⏩でも、ヴィゴ・モーテンセンがイケメンだったからなんでもいっか笑
913

913の感想・評価

3.0
「お父さんの過去はあまり知らないもの」

ヴィゴモーテンセン主演。長いことclipしてたけどなかなか観なかった作品w 妻と共に田舎町でダイナーを営むトムの元に強盗が押し入るもトムは見事撃退。地元で注目を浴びる中怪しい男たちがやってきてトムの過去が明らかになる。

なんだろう思ってたのとなんか違う。タイトルでバイオレンス言うからもっとバイオレンス炸裂するかと思ってたらそうでもなかった。


以上

このレビューはネタバレを含みます

かなり静かな良い映画だ
凡百のアクション映画とは違い、暴力シーンにカタルシスがなく、あっさりしている。危機を脱したことによる安堵や憎い奴を殺した爽快感などの感情が想起されない、極めてドライな暴力の描き方をしている。そのうえ、暴力シーンの後味は悪く、ある種の罪悪感やもう後戻りできない感じ、やってしまった感じなどのどんどん崖側に追い詰められていく息苦しさがある。これはひとえに、主人公トムの過去の姿、ジョーイの顔がのぞいてくること、またそれによる家族崩壊の予感などが想像できるからだろう。
本作はセックスシーンとラストシーンが印象的である。
セックスシーンは2回あるのだが、それらは対比関係にある。つまり、優しく模範的な一市民であるトムとの愛のあるセックスと、金と快楽のために殺しをするけだもののジョーイの強姦のようなセックスの対比だ。トムの変化、それによる愛の変化が表現された良いシーンだ。1度目のセックスシーンではコスプレセックスで、事後は裸で抱き合っているのだが、2度目は服を着たままで行為に及び、事後にエディがシャワーを浴びている、つまり体を清めたい、セックスした男の記憶を消したいという思いが現れている。夫がやくざものであることがわかった後の妻の反応が映像で表現されていて面白いシーンだ。
ラストシーンは観客に解釈を委ねるものになっている。トムが過去の遺恨であるマフィア、兄を殺し、家に戻ってくる。そして家族が囲むテーブルにつく。俯くトムが顔を上げて妻の顔を見て終わるのだが、2人の顔がじっくりと写されてて、重々しく、気まずい雰囲気で映画が終わる。この後家族はバラバラになるのかどうか、愛する夫の真実を知ってもなお夫婦で居続ける選択をするのかという余白を残しているので、どことなく後味の悪さが残る。
烈海綿

烈海綿の感想・評価

3.0
ただただシンプルな映画。これくらい短くてシンプルでサラッと見れる映画増えて欲しい

テーマとしては家族再生に行き着くわけだけど、結局は時間の経過で解決!ってのは脚本的にそれで良いのかとは思ってしまう。暴力やセックスの動的シークエンスが最高だった割にオチは静的なのがノレなかったのかな

人殺したあとも割と平然としている息子が1番やばいし、そこにまったく触れないのがクローネンバーグっぽい
ヴィゴ・モーテンセンがかっこいい

片田舎でダイナーを営むトム
ある日彼の店に強盗が押し入るが、見事な手前で撃退しトムは一躍ヒーローに
しかし、彼の過去を知る謎のギャングに付き纏われる様になり家族の絆は破綻していく…

序盤にあった暴力のカタルシスが徐々に無くなっていく語り口が中々面白いです
そしてセックスシーン。コスプレセ◯クスと階段セ◯クスをうまく対比させていて「流石クローネンバーグ❗️」ってなりました
やはりエログロに関しては素晴らしい…

ストーリーの行き先を不安にさせる冒頭の長回し、セリフを廃し色々と解釈できる曖昧な結末…
クローネンバーグの中ではエログロ控えめですが、キチンと演出面が優れてる秀作です
オープニングとエンディングに限定すればここ最近の映画の中でもかなりお気に入りになりました
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