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未来の想い出 Last Christmasのマッサージ屋のレビュー・感想・評価

未来の想い出 Last Christmas(1992年製作の映画)
3.0
1991年。
幼少期からの夢で漫画家になった納戸遊子(清水美砂)だがヒット作に恵まれないまま10年が経ってしまった。
その年のクリスマスに街中で占い師をしている金江銀子(工藤静香)に呼び止められた遊子は彼女と意気投合する。
翌日、出版社主催のゴルフコンペで急死してしまった遊子。
その遊子の葬式後に事故死してしまう銀子。
しかし目覚めた遊子と銀子は自分らが1981年に居る事を知り、再び人生をやり直すが・・・。

原作が藤子不二雄という、まさにタイムスリップファンタジー作品。
ターニングポイントになる10年前から人生をやり直せるという夢のような展開なんですね。
その10年間にどんな漫画がヒットするかという事で丸パクリし成功を収める遊子と、競馬が好きだった銀子はどの馬が勝ったか知ってるので大金持ち。

でも罪の意識もありつつ、もやもやしたまま10年経ち、またしても12月26日に死に再び10年前に戻るループ状態になるわけです。

途中で無間地獄だな〜と思った私(^_^;)
なんだかんだ言っても人生やり直すって楽しい事でもないな〜と。

もの哀しげなBGMもグッドですが、正直主要な登場人物の演技がイマイチなのでのめり込めなかった(^_^;)
赤塚不二夫や藤子不二雄などレジェンドな漫画家が出演していたのは驚きです。