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向かいの窓のslowのレビュー・感想・評価

向かいの窓(2003年製作の映画)
3.4
育児と家事と仕事。多忙な毎日に追われるジョヴァンナ。旦那はと言うと、他人にはめっぽう優しいが甲斐性なし。夫婦は互いに苛立ち喧嘩は日常茶飯事。
そんなジョヴァンナの唯一の楽しみは、夜煙草を吸いながら向かいのアパートに住む男を観察することだった。
ある日、夫婦で街を歩いていたところ記憶喪失の老人と出会う。ジョヴァンナはかかわりたくなかったが、何故か連れ帰ることに。
しかし、この老人がジョヴァンナの日々に変化をもたらすきっかけとなるのである。

ジョヴァンナ役のジョヴァンナ・メッツォジョルノはマリオン・コティヤール的な美しさがある。そして向かいのアパートの男ロレンツォは『これが私の人生設計』のラウル・ボヴァ。もうガッチガチのイケメンである。
物語はこの2人を軸にしながら、老人の過去も絡めて展開して行く。その絡め方は上手いのだが、ロレンツォがイケメン過ぎて怖いと言うか…。
ちょっと『特別な一日』ぽさも感じる本作。女性は惹かれるのかな?そんな映画。
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