上海十月

人間革命の上海十月のレビュー・感想・評価

人間革命(1973年製作の映画)
2.0
英語の題名がついてると知らなかったThe Human revolutionとは新しいヒーロー物のような感じに読める。制作費、製作陣が超一流と言う学会の前売りと動員を狙った超大作。既存の映画業界は、角川商法をかなり批判していたけれども東宝は結構やってるし東映に至っても「共産党」と言う映画を作ろうとしてたし、まぁ動員できれば何でもいいという同じ考え方は否めませんね。橋本忍作品の中ではなかなか見れない作品なのでようやく見れたと言う印象です。ちょっとした「幻の湖」チックな展開で冗漫な感じ。当時の丹波哲郎は、「日本沈没」で首相そして本作と大忙しだっただろう。偶然、橋本、丹波コンビ。鈴木やすしが出演しているのを見て「不良番長」に出てるから改心させるために出てるのかと邪推しますね。
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