サーフ

エース・ベンチュラのサーフのレビュー・感想・評価

エース・ベンチュラ(1994年製作の映画)
3.4
ジム・キャリー演じるエース・ベンチュラがイルカ盗難事件を発端にドタバタを巻き起こすコメディ映画。

とにかくジム・キャリーの大袈裟で鬱陶しい演技が存分に楽しめる作品。
オーバーアクションであったり表情であったりもうジム・キャリーが動くだけで面白くなってくる。
精神病院での潜入シーンは今の観点からしたらアウトだと思うけれどどうしても笑ってしまう。セリフスローモーションのあたりはやっぱりジム・キャリーは芸達者な人なんだなと再確認。

ただこの映画の面白さは「ジム・キャリーの演技」のみと言える。あんまり物語自体の面白さは無かった。その場その場のシチュエーションでどうジム・キャリーが立ち振る舞うかが一番の見どころ。一応推理ものの作品ではあるが、伏線もクソも無く行き当たりばったりで進んでいく。まぁこの映画に「伏線の回収の妙」とか求めるのがそもそもお門違いではあるが…。
「ペット探偵」という職業も目新しさあるけれどそこまでこの映画では活かされていない感じ。
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