【お前はクビだ】
ポール・ヴァーホーヴェン監督のSFアクション大作シリーズの一作目。
〈あらすじ〉
近未来のデトロイト。警察の運営を任された巨大企業は、乱発する凶悪犯罪に対抗するロボットの研究を進めていた。そんな中、地元の警官マーフィが殉職。彼はサイボーグ警官「ロボコップ」に改造されてよみがえる…。
〈所感〉
ビジュアルとタイトルでなんかつまんなそうだと勝手に思って避けていたが見てみたら案外良かった。結構残虐でグロいシーンが多く、正義のヒーローというよりは再び立ち上がった正義のサイボーグといった感じか。色々と欠陥が多いのもちゃんと人間らしくて好き。メカニックなデザイン・世界観と人間を露悪的に描く見せ方は流石の映像作家ヴァーホーヴェンである。機械が誤作動で社員を蜂の巣にするショッキングなシーンが最高潮だった。あとはなんか盛り上がりに欠けたような。