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太陽を抱けのびのレビュー・感想・評価

太陽を抱け(1960年製作の映画)
4.4
めちゃくちゃ面白い。初めて観た昭和の和製ミュージカルが『お転婆三人姉妹 踊る太陽』だったので冒頭の舞台シーンでもう大大大満足。宝田明と神戸一郎が有島課長から推薦された(酔った勢いで)オーディションに早速遅刻しそうになり、そこらの車を止めるも乗り合わせたのが加東大介なのめちゃくちゃ笑ってしまった。宝田明が恋煩いになり妄想劇場が始まるのだけど、そこで雪村いづみと朝丘雪路が着てる衣装が『女は女である』でアンナカリーナが着てた衣装みたいで可愛かった。高島忠夫のトンチンカンすぎる恋愛観は時代によるものか。こういう景気の良い映画はどんどん見たい。これ見てると何だか高島忠夫×フランキー堺×雪村いづみ主演の『君も出世ができる』猛烈に見返したくなった。たしか部屋の隅の方に放置してたはずなので、探し出して再見しよう。
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