なんとな〜くわかる！
『ブレイブハート』に至るまで！！
時は1290年、イギリス。
スコットランド初の女王「ノルウェーの乙女」ことマーガレットが船酔いで死んだ、という衝撃的なニュースにより、スコットランドの政治は大いに荒れた。享年7歳のマーガレットには、当然世継ぎがいなかったのである。13人もの王位要求者が入り乱れ、当事者同士の議論は平行線を辿るばかりであった。
この混乱に乗じ、イングランド国王エドワード1世はスコットランドの王位決定権を奪い取ってしまう。王位決定権を人質にとって臣従関係を迫るエドワード1世に、スコットランド貴族はむろん反発。これを理由にエドワード1世はスコットランドを侵攻。あっという間に制圧してしまった。
ここまでがたった6年。
たった6年の内に、スコットランドは主権までも奪われてしまったのである。
〜そして『ブレイブハート』へ〜
以下、レビュー。
メル・ギブソンの2作目の監督作品。
合戦シーンに1600人(⁉︎)もの大量のエキストラをぶち込んで撮影したという超力作です。
上にグダグダと時代背景的なものを書きましたが、実は本作に関してそういう前知識的なのは全くいりません。むしろ、散々指摘されてきた通り歴史的な嘘が多いので、知らない方がいいくらいです(そもそも英国で初夜権が施行された事実すらないらしい)。
ただ、単純な娯楽作という意味では素晴らしい映画です。超ど迫力の合戦シーンや、バグパイプ伴奏、壮大な風景と民族衣裳など、映画世界の実在感は逃れ難い魅力があります。
何よりメルギブの演技がすごい！
絶対、人殺してるよねあの顔(笑)
怖カッコよかったっす。。
アカデミー作品賞なんで、観てる方も多いと思いますが。オススメです！！
フリィダアァァァァムッ！！！
