『RONIN』(1998)
冷戦終結により、所属する組織からあぶれたフリーの工作員たちが、謎の組織に雇われて『中身が分からないブリーフケース強奪』を依頼される。作戦は成功したが裏切り者が現れ、熾烈なブリーフケース争奪戦が始まる…。
ロバート・デ・ニーロとジャン・レノの二大俳優が共演するクライムサスペンス映画です。
まず、なんでタイトルが『浪人』やねんと。冷戦終結により特殊工作員たちがあぶれたという説明から何となくは分かるような気もするけど、やっぱり分かんないw。(中で説明してるシーンが赤穗浪士についてなので、余計に混乱します)
街中のカーチェイスや、いきがった素人をたしなめるプロの会話とか迫力ある銃撃戦など、良いシーンも多いのですが、脚本や演出など全体的に『悪くないけど惜しい』感じが多かったかなー。
特にマクガフィン(みんなが奪い合う重要な小道具)としてのブリーフケースの存在が、あまりにも内容がなくてお芝居感がすごかった…。
以前観た時は、ロバート・デ・ニーロを使ったプロとしての物語『ヒート』のこじんまりした感じという印象でしたが、今回観ても同じような感じでした。
悪くはないけど『惜しいなぁ~』って感じ。
https://youtu.be/-TqaVEIUw4U