フレスコの傘

マイ・ボディガードのフレスコの傘のレビュー・感想・評価

マイ・ボディガード(1980年製作の映画)
5.0
シカゴのハイスクールへ転校してきたクリフォードは初日からムーディら不良少年グループに目をつけられる。いじめは日に日に酷くなっていき、耐えかねたクリフォードは同じクラスのリンダーマンにボディガードを頼むが、リンダーマンは子供殺しだの、警官殺しだのと黒い噂がある人物であった…。

スクールカーストという題材を扱っていながらも、作風はみずみずしくどこまでも透き通る。画面いっぱいに溢れ返る一滴の清涼飲料水のような雰囲気が大変心地よい作品だ。80年代の青春映画はどうしてこうも傑作揃いなのか。文句なしの大傑作である。

クリフォードと大男リンダーマンの距離が少しずつ縮まっていく姿はベタだがとても微笑ましく、何よりバイクの部品探しで深まる友情というのがいかにも男同士という感じでイイ!リンダーマンを演じたアダム・ボールドウィンのダークヒーロー的な感じがまた良いんだよなあ。

それとムーディを演じたマット・ディロンの初々しさにやられた!当時16歳くらいでまだ胸毛が生えていないマットさんが拝めるのが素晴らしい!若かりし頃のジョーン・キューザックも出ていたりと若々しいキャスト陣にも目が離せない。

またリンダーマンの着ていたM65、ムーディの履いていたコンバースのハイカットスニーカーなどファッション面でも色々と楽しめる作品だ。デイヴ・グルーシンが奏でるやわらかな旋律も耳を癒してくれる。