このレビューはネタバレを含みます
時空間移動系の作品はいくつもあるんですが、その中でも好きな作品の一つがこの2002年公開のタイムマシン
物語はシンプル。
大学教授のアレキサンダーは、クリスマスのある日恋人を目の前で強盗に殺害されてしまいます。
恋人を悲劇から救うため、タイムマシンを開発し過去に戻り見事恋人を救います。
ところが、目を離すと今度は暴走した馬車に轢かれて彼女は死亡してしまいます。
そう、これはバック・トゥ・ザ・フューチャーのようなタイムトラベルでなく、過去と現在が結びついたきちんとしたタイムトラベルであり、
恋人を救う→タイムマシンを作る理由がない→成り立たない
とタイムパラドックス(時間矛盾)が起きてしまう為、
恋人を救う→恋人が死ぬ→タイムマシンが作られる
というもの。
何度彼女を救っても何度も彼女は別の方法で死んでしまいます。
諦めきれない彼は、今度は未来へ彼女を救うための答えを探しに行くのです。
ここからだんだん話が想像したのと違った話になっていくんですけど、それはそれでおもろいので観てもいいと思います。