じーつー

ソナチネのじーつーのレビュー・感想・評価

ソナチネ(1993年製作の映画)
3.9
いわずと知れた北野武映画の代表作。処女作「その男、凶暴につき」だと警察という役でしたが、今回はヤクザ役として出演しており、のちの「HANA-BI」「BROTHER」「アウトレイジ」の雰囲気も感じることができる内容でした。

北野映画って拷問や指詰め、拳銃や爆破での殺害はあっさりやるので毎回驚かされます。


1番印象的だった所は、
ストーリーの途中やることがないからと、北野武率いるヤクザ数人が、紙相撲やら射的、花火で無邪気に遊ぶとゆう少年の様なシーンで、次第に北野武がガキ大将で他のヤクザがその仲間の子供達みたいに見えてくるから面白い。

しかし、敵対組織の殺し屋が扮する普通の釣り人風のおじさん達が唐突に仲間を殺していき次第に仲間が減っていくとゆう怖い展開からラストの銃撃戦と目が離せなかった。


なかなか人には勧めづらく、良さを上手く口で説明しにくい映画だったけど、映画にしか出来ない映像で魅せる内容で、個人的に好きな映画でした。