過去二回程流し見したままだったので、改めて観賞。
全体的に乾いた雰囲気。
何もかもが淡々と静かに進むが、
狂気的な面も淡々と静かに進む。
沖縄、綺麗な海と空、紙相撲…
楽しいのに乾いている。
乾いているのは映画の中のある台詞で分かる事なのだが
今作の後、北野武が事故を起こした事を思うと北野武自身が自分に問い掛けていた作品なのではと思う。
何故、ポスターがナポレオンフィッシュなんだろうと思ったが
ダイバーに人気な魚が銛で吊り上げられているのはビートたけしとして限界という意味もあったのだろうか?
(魚=自分みたいな比喩なのかと思った)
脇役の方々がとても良かった。