ソナチネの作品情報・感想・評価

「ソナチネ」に投稿された感想・評価

〇不意に出現する「突然」のたびに背筋が伸びる。突然の刃傷沙汰、突然の灼熱の太陽、突然のビル爆発、突然の銃撃戦、突然のスコール、突然の女性登場……。
〇突然の嵐のなか、「少しずつ」正体を現す殺し屋がより不気味。
〇実弾まじりの花火合戦、人間紙相撲、なんちゃって琉球舞踏、落とし穴、決して人の手から手へと渡らないフリスビー。本編ストーリーとは関係なさそうな虚無的な遊びがストーリーに深みを与える。
〇最良シーンは、銃の乱射を反射する駐車場の車のボンネット。
〇黒煙を上げる車。ゴダールまでを取り込んだ度量。
〇今となっては甘ったるい音楽も妙に馴染んでる気がするのは、その後に起きた監督のほとんど自死事件(98年4月)を知っているから?
〇生涯ベスト作品。25年ぶりにスクリーンで観られました。感謝。
後の北野作品の方向性を決定付けるような作品。

前作『あの夏、いちばん静かな海。』で久石譲と出会い、それまでかなりミニマムだった北野映画にエモーショナルな要素が加えられたような気がしました。

前作では暴力描写がほぼ皆無な純愛映画だったのですが、本作は本来の武映画の源流である暴力映画。そして『3-4 X 10月』で印象的な場面の連続だった沖縄を改めて描くと。
『3-4 X 10月』ではBGMが一切使われないのに対して本作では久石譲による劇伴が冴えてるのが印象的でした。

「恐いから拳銃持ってんだよ」「死ぬこと恐がると死にたくなっちゃうから」といったセリフに北野武が何故バイオレンス映画にこだわり、何故あそこまでしっかり描けるのか、そして北野武自身の死生観も詰まっている感じがしました。

国舞亜矢の可愛らしさ、寺島進の舎弟っぷり、棒読みながらも一人だけいい意味で浮いた佇まいな大杉漣、若かりし頃の勝村政信、津田寛次、木下ほうかなど役者陣は軒並み素晴らしい。

前作までのコミカルなバイオレンスは身を潜め湿っぽくダークな暴力描写、それと同時に沖縄を舞台に遊ぶヤクザ達の牧歌的な場面とかなりくらくらするものの圧倒的色彩感覚、演出力、構図の強さで見せきってしまう映像には圧倒されました。
バカヤロー
記録
ヤクザの夏休みと唐突に訪れる暴力。
緊張と緩和の相反するテーマがマッチしてる。
中年の北野武の色気と渋さが凄い。
呂丼

呂丼の感想・評価

3.8
"北野武監督映画最高傑作"

沖縄に飛ばされたヤクザたちの日常を描いた映画。
しかしどこか儚く退廃的にその模様が描かれていて、中毒性の高い作品だと思った。
個人的には北野武監督映画の最高傑作だと思う。

ヤクザたちは沖縄で束の間の休暇を過ごす。
砂浜で戯れるシーンが印象的。
都会の喧騒を忘れ、童心に帰り一日中遊び尽くす。
一方で、仕事の時には依頼人のために心を持たず殺戮マシーンのごとく次々と人を暗殺していく。

この、生と死の対比、美とバイオレンスの同居が非常に印象的で、北野武監督の人生観や死生観が表れているようにも見てとれた。

また、「お笑い芸人、ビートたけし」が随所に垣間見えるのも良い。
口癖の「馬鹿やろう」がセリフに多く使われていたり、ユーモアたっぷりのシュールなコメディシーンも多数採用されている。
これらが作品の中毒性を高めている重要なスパイスになっていることは間違いないだろう。
お笑い畑出身の映画監督ならではといった感じでとても良かった。

タランティーノ監督も絶賛したという今作。
90分で観れてオススメ。
ヤクザ版まんがタイムきらら
a

aの感想・評価

4.3
北野武格好いいい
哀愁漂う雰囲気とぴりついてる空気感堪らない
魅入ってしまう

楽しそうなシーンもあってほっこり
ヤクザの夏休み
寺島進+勝村政信=so cute:)
みの

みのの感想・評価

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テンパレイのそなちね聴いて、見ることにした。
ばさら

ばさらの感想・評価

5.0
血の芸術🩸
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