ソナチネの作品情報・感想・評価

「ソナチネ」に投稿された感想・評価

Ramu

Ramuの感想・評価

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映画な映画でした。良き。
なかむ

なかむの感想・評価

4.8
北野作品を観たのは今作が初めて。今年観た映画の中で一番印象に残った映画であるかもしれない。
終始緊迫した状況が続き、それは休まることなく、最後に爆発する形で消失する。鑑賞後にしばらく言葉を失って、茫然とした。というのも、作品に死の臭気が漂っていて、それに呑み込まれそうになったからだ。劇中に流れる微かな音楽と、一挙一動から表出する死への願望、陰気かかった空模様が、殺伐とした空気感を作り出す。主人公は、死のトンネルに向かってまっしぐらに突き進んでいく。
その予兆となったシーンは、誰もが強く印象に残っているであろう、ロシアンルーレットの場面である。特に印象に残ったのもこのシーンである。拳銃を頭に突きつけて、銃の引き金を引いた瞬間、手足が竦んだ。その瞬間に、制作者の心情が暴かれ、彼が心から望んでいたことが表出したからだ。それに加えて二人の部下の強張った表情が相俟って、更なる緊張感を植え付けることとなった。この一瞬の描写場面に、制作者が一番伝えたかったことを垣間見た気がした。

北野武は間の取り方が絶妙である。その絶妙な間が、死へのリアル感をさらに増したものとする。映像と映像の間には残虐なシーンが差し込まれていて、ほんの僅かな時間において無音シーンが流れる。その緩急の付け方が、読者の戦慄を誘う。これは沖縄の美しい海空にも見られる。死の暗さと青い空模様は、相反した感情を持つ。その対立構造を用いることによって、死への希求を浮き彫りとしているのだ。
死と隣り合わせの状態で制作した今作は、私の心に、何かどす黒いものを残した。それは語るのに、躊躇を要するものである。


たろう

たろうの感想・評価

4.5
かなり良い。「ソナチネ」の語感と、映像がピッタリ。
勝村政信、キタノ映画にめちゃくちゃ合うと思うのに、なかなか出てくれない。
asagi

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3.4
キタノブルーが高じての青い車かとおもったら普通に青い車だった。

1
アート映画(ヤクザ)
ぞぞぞ

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3.6
ヤクザがキャッキャしながら遊んだり銃を乱射したり
RAT

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5.0
90分間静かな緊張を強いられ続け、突拍子もない悪ふざけとカタストロフを見せつけてくる。
緊張と緩和もそうやけど、女と機関銃を組み合わせるイリュージョン的な演出とかお笑いの教科書が下敷きになってるんかな
棒立ちで殺されていくとことか間の使い方はゴダールやな

ていうか初期タイトル沖縄ピエロってまじでそのままやん
仮タイトルは「沖縄ピエロ」らしい。武はゴダールの気狂いピエロをやりたかったのかな。エレベーターで偶然に仇と乗り合わせて、突発的に展開する暴力シーンがすごい。
komken

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4.5
沖縄のスローライフの中、弾けるように訪れるヤクザの世界がたまらん。

劇中頻繁に流れる唯一つのBGM。

ロシアンルーレットと高橋を爆破する場面で「Tempalay-そなちね」が頭に流れてきた。


あの夏の夜冷えたサイダー
Tempalay そなちね より引用
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