ヤクザを辞めたいオッサンが沖縄で童心(カタギ)に帰る作品。
それも束の間の安息、もう既に嵌められているという現実があって、ヤクザを全うしなくてはならない状況だった。
沈黙が続いた後、「高橋」と言っ…
人がゴミのように死んで行く作品。
でも、その有無を言わせない圧倒的な暴力性が私を惹きつけます(暴力を振るいたいとか、人を殺したいとか、そう云う意味ではありません)。
エンドロールを含めて最後まで観る…
主人公の狂気を見せる浜辺のシーンはほんとに手に汗握るし、相撲をするシーンは映像的にも構成的にも面白い。
静と動の、間の取り方に監督の作家性がでていて、彼の死生観が、彼だけのやり方で映画という媒体を…
青と赤とコントラスト。
美の極限。
この先何度も見るし、何度も感動する。
無表情での発砲や笑顔で頭に銃を突きつける場面と、浜辺で楽しく遊ぶ場面とが、両立してる。溶け合ってる。なんて作品なの。
ヤク…
©︎1993 松竹株式会社