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サムシング・ニューのbenicoのレビュー・感想・評価

サムシング・ニュー(2006年製作の映画)
3.8
主人公は美人だし仕事できるし友達もいる。いないのは彼氏だけ…て、それ贅沢~と思ったけど、やっぱ大事よね。側で本気で愛してくれる人がいるのといないのと全然違う。人種関係無しに、心底愛し合える赤の他人に出会うのって、ほとんど奇跡。でも奇跡は待ってるだけ、受け身なだけじゃ訪れない。

サナ・レイサン、恋をしてどんどん綺麗に変わった主人公。保守的でいたい自分と恋をしたい自分とで葛藤する感じが良かった。サイモン・ベイカーは顔で損してると思ってた。甘すぎる顔が、何をしてもキザに見える。けどこの映画を観て、それは偏見だったと感じた。肌の色同様に顔だけで人を判断しちゃいけないな。出てきただけでエロ~いと思ったその顔も、最後にはめっちゃイイ人にしか見えなかった。その他アルフレ・ウッダードやタラジ・P・ヘンソン、ブレア・アンダーウッド等など気になる脇役さんも。
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