三角窓

ライアン・ラーキン 路上に咲いたアニメーションの三角窓のレビュー・感想・評価

5.0
こ!れ!は! 素っ晴らしいよ!
素晴らし過ぎて素晴らし過ぎる!!!
ライアン・ラーキンへのインタビュー形式を精神の状態や心を反映させてフリークス的損傷を与えた造形と描写でCGアニーメーションにしたドキュメンタリー『ライアン』からスッとグッと引き込まれる。凄い。
それから、その監督とライアン・ラーキンを実写で追ったドキュメンタリー映画『ライアン・ラーキンの世界』へ雪崩れ込み流れ込む。『ライアン』のメイキング映像じゃなく、しっかりとシビアでシリアスなドキュメンタリーになっていて現実の明暗というか光と影感を浮き彫りにして残酷。残酷なんだけど、どっちが幸せという極論では語れない領域の話と見てる側から受ける対比なので痛みはあっても、それは答えではない。
あとは、ライアン・ラーキン監督のアニメを同時収録してある。
どれもアニメーションを見てる/見ることの喜びと絵が動くことの至福と色があることの快楽と音が鳴ることの興奮と創造することの自由と、それを受けられることのファンダメンタルな歓喜と幸福に満ちていて素晴らしかった。視線の快楽に無償に奉仕された多幸感がハンパない。
ああ、ほんと、しあわせ!
特典映像で入ってる『ライアン』の監督クリス・ランドレス制作のCGアニメも収録されてるけど、それも哲学的悪夢感が気持ち悪くて良かった。基本的にCG苦手なんだけど、コレはとても好きです。