碧SU

幽★遊★白書 冥界死闘篇 炎の絆の碧SUのレビュー・感想・評価

3.5
前作の映画がドラゴンボールZとアラレちゃんとの同時上映、
通称「東映アニメフェア」作品の1つだったわけですが、
今作はシッカリと幽遊白書だけの長編劇場版です。

この【冥界死闘篇 炎の絆】と前作劇場版は、
幽☆遊☆白書 25th Anniversary Blu-ray BOX 霊界探偵編
にBlu-rayとして収録されています。
少し値が張りますが当時を懐かしく思えること間違いなし!


敵の親玉が冥界の王というスケール感からして、
前作の子供向け路線よりも幾分シリアスになっています。
その冥界の王、耶雲(やくも)の声は鈴置洋孝!
破嵐万丈や天津飯やブライト・ノアや斎藤一などなど、
これまた凄まじく良い声の持ち主。


劇場版オリジナルキャラの霊界案内人『ひなげし』
彼女が物語の鍵を握ると見せかけて、
実は鍵となるヒロインは『ぼたん』です!
雪村螢子よりも、ぼたんがヒロインの劇場版は新鮮だ。

耶雲は過去に閻魔大王に敗れたが復活した男。
しれっと語られるが、コエンマの親父って超強いのねw

妖狐蔵馬と かつて相棒だった黒鵺(くろぬえ)の登場もアツい。
黒鵺の声が大塚芳忠ということでイケメンである。

耶雲の部下の1人、魔舎裏(まじゃり)のキャラも良い。
劇場版屈指の美形な敵だが、相手の技を完全コピーする強敵。
その美形男子と闘うのが桑原和真というのも面白い。

まあ、桑原はね。凄くイケメンな心の持ち主ですから、
今見るとよくわかる。桑原って絶対モテると思うんだ。
雪菜さん!桑原ほどイイ男はいないぞ!

そして物語は劇場版完全オリジナルな必殺技が登場して、
テンションが上がったところでクライマックスを迎える。


エンディングの歌がまたいいのよ!
「sayonaraは言わない」

思い出補正もありますが、
昔観たアニメを歳とってから見ると、けっこうクルねw

前作の敵が青野武で、今作が鈴置洋孝ということで、
悲しみが襲ってきますが…
彼らはアニメの中で生き続けています!

以下(エンディング曲のサビ引用)


もう二度と 会えないなんて
思いたくない 決して 思わないから ずっと
いつまでも 忘れないでね
さよならなんて 決して 今は言わない
NEVER SAY GOODBYE いつかまた 笑顔で 会えるまで
碧SU

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