前作の映画がドラゴンボールZとアラレちゃんとの同時上映、
通称「東映アニメフェア」作品の1つだったわけですが、
今作はシッカリと幽遊白書だけの長編劇場版です。
この【冥界死闘篇 炎の絆】と前作劇場版は、
幽☆遊☆白書 25th Anniversary Blu-ray BOX 霊界探偵編
にBlu-rayとして収録されています。
少し値が張りますが当時を懐かしく思えること間違いなし!
敵の親玉が冥界の王というスケール感からして、
前作の子供向け路線よりも幾分シリアスになっています。
その冥界の王、耶雲(やくも)の声は鈴置洋孝!
破嵐万丈や天津飯やブライト・ノアや斎藤一などなど、
これまた凄まじく良い声の持ち主。
劇場版オリジナルキャラの霊界案内人『ひなげし』
彼女が物語の鍵を握ると見せかけて、
実は鍵となるヒロインは『ぼたん』です!
雪村螢子よりも、ぼたんがヒロインの劇場版は新鮮だ。
耶雲は過去に閻魔大王に敗れたが復活した男。
しれっと語られるが、コエンマの親父って超強いのねw
妖狐蔵馬と かつて相棒だった黒鵺(くろぬえ)の登場もアツい。
黒鵺の声が大塚芳忠ということでイケメンである。
耶雲の部下の1人、魔舎裏(まじゃり)のキャラも良い。
劇場版屈指の美形な敵だが、相手の技を完全コピーする強敵。
その美形男子と闘うのが桑原和真というのも面白い。
まあ、桑原はね。凄くイケメンな心の持ち主ですから、
今見るとよくわかる。桑原って絶対モテると思うんだ。
雪菜さん!桑原ほどイイ男はいないぞ!
そして物語は劇場版完全オリジナルな必殺技が登場して、
テンションが上がったところでクライマックスを迎える。
エンディングの歌がまたいいのよ!
「sayonaraは言わない」
思い出補正もありますが、
昔観たアニメを歳とってから見ると、けっこうクルねw
前作の敵が青野武で、今作が鈴置洋孝ということで、
悲しみが襲ってきますが…
彼らはアニメの中で生き続けています!
以下(エンディング曲のサビ引用)
↓
もう二度と 会えないなんて
思いたくない 決して 思わないから ずっと
いつまでも 忘れないでね
さよならなんて 決して 今は言わない
NEVER SAY GOODBYE いつかまた 笑顔で 会えるまで