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EM/エンバーミングの堊のレビュー・感想・評価

EM/エンバーミング(1999年製作の映画)
4.0
クッッッッッッソおもろかった。瀬々感ある90年代記号の中を鈴木清順と高島礼子が駆け抜ける。とにかく銃弾をビビらない松重豊のロメロ感ある銃撃戦がカッコいい。ダブなサントラも『ブギーポップ』『CURE』な二重人格と飛び降りも、青山真治でしかない二人乗りバイクもカッケー。「生きてるうちが花なのよ」宣言して死ぬ鈴木清順。話は何一つわからんけれど、ジェットコースターみたいで楽しい。剛速アップで回想入るやつ、今の青山真治じゃ絶対やらないだろうけど。
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