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麗しのサブリナの1230のレビュー・感想・評価

麗しのサブリナ(1954年製作の映画)
3.5
ア〜〜麗し〜〜〜〜!麗しって言葉がすごく似合ってる映画。この邦題の言葉選びが好き。
ヘプバーンの魅力がとても詰まっていると思う。木の上からパーティを眺めるシーンとか美しい、いや麗しすぎてハッとした。パリに行って垢抜けてからは勿論美しいんだけど、平凡(?到底思えない)という設定だった娘時代も滅茶苦茶に素敵。
ファッションもいちいち可愛いくて、やっぱりあの木登りシーンのときのワンピースは柄も形もとってもお洒落。このワンピースのカラー画像を探してみたら、想像通りのモノトーンの配色でスキ。黒いインナーの上に重ね着するのも今っぽいし、このときポニーテールに細いリボンを蝶々結びにしてるのもとってもキュートだと思う。この映画から「サブリナパンツ」の名称を生み出しただけあってパンツスタイルも素敵だった!モデルが最強なのも相まって色褪せないスタイルばかりだった。
音楽もうっとりするようなものばかりで、ウディアレン作品の風景シーン(ジャズをバックに)を観ているようにうっとり魅了された113分だったなあ。
男性2人がもう少し若い方がトキメキも増したとは思うんだけど、この時代のラブストーリーって、若くて綺麗な女の子に歳上のオジサンの組合せが多い気がする。
この時代に住み込みの運転手の娘なのに、パリ留学って相当いい暮らししてるよな??
最後のシーン、帽子のくだりがイカしてる!展開がちょっと読めるけど、美しい時間を楽しめるし良いラブストーリーだった。
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