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麗しのサブリナのyutaのレビュー・感想・評価

麗しのサブリナ(1954年製作の映画)
2.8
軽妙で粋な佳作。
ウィリアムホールデン ハンフリーボガート オードリーヘップバーン など。
シンデレラよろしく悲恋に満ちた王道感傷的ヒロイン チャーミング
料理学校での無意味なのに大仰な
事業拡張のため結婚させられる弟デビッド。サブリナはデヴィッドが好き。ライナスはサブリナが好き。三角関係
でもデヴィッドは後に綺麗に変わったサブリナを前のサブリナと気付かず好きになる。そこからすぐサブリナとわかるがデヴィッドの滑稽さが垣間見れる。天然なデヴィッド、策謀家のライナス そして実はライナスは策略のためサブリナに言い寄っていた。そんなライナスも最初は計画のためだったが、、、粋なことをするなライナスも。そしてそれで終わりでなく弟もいいとこ見せる。三角形の終着点として一番後腐れない終わり。新聞のくだりの伏線も。ラブストーリーあんま好きじゃない俺でもラストらへんのくだりは良かった。
兄弟同市の粋な計らい。

舞台セットのような映像美。オードリーのファッションなども
モノクロの映像もロマンチックさが趣がある?オードリーのオーラね。可憐で優美。次回作七年目の浮気の予告もしてる。ハンフリーボガートの見た目に反した繊細さを持つライナスや王道プレイボーイ役のウィリアムホールデンも良かった。
兄弟の父親やお尻に刺さるくだりなどコメディも小粋な配し方。
脚本の推敲でオードリーヘップバーンが時間稼ぎをしてハンフリーボガートが怒ったという小話も、、それだけオードリーのミスの芝居がうまかったという事だが。
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