あられ

ベルセルク 黄金時代篇 I 覇王の卵のあられのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ベルセルク 黄金時代篇 3部作第一弾

ベルセルク最後の41巻が先月発売され、早速購入しました。壮大なストーリーが未完のまま終了してしまうのがとても残念です。今後のことは未定だそうで、誰かが意思を継いで、どうにか先に進んでもらいたいものです。三浦建太郎先生のご冥福をお祈りします。

この3部作は、ベルセルクの黄金時代篇である、3巻の後半から始まる黄金時代(1)から13巻までのストーリーです。ただしガッツの幼少期の話は大胆にカット&夢で回想? していて説明はありません。

そんな黄金時代篇の話を3回に分けて映画化したもので、1997年のテレビアニメ“剣風伝奇ベルセルク”のダイジェスト版という感じです。ストーリーを把握するには、先にTVアニメ“剣風伝奇ベルセルク”を見る。ラストに髑髏の騎士が出てこず”蝕”がうやむやに終わってしまっているので、そこだけは映画で確認(3 作目)するのがいいのかなと思います😊


この映画は中世欧州っぽい時代背景で、剣士ガッツが、グリフィスが団長を務める傭兵集団、鷹の団で過ごした青春時代のお話です。

ミッドランド王国での鷹の団の凄まじい活躍ぶりで、王国での揺るぎない地位を固めていくというストーリーです。

漫画では味わえない戦場での戦いっぷりや臨場感、ガッツの大胆なアクションを楽しむことができます。ちょい役だけど、ケンドーコバヤシさんが声を当てたバズーソもよかった😆

強い絆で結ばれたガッツとグリフィスの関係が爽やかで、まだドロドロしていない😆

クライマックス、グリフィスの右腕で親友であると思っていたガッツは、グリフィスの夢のため、汚い裏の仕事も引き受ける。

しかし、その後ガッツはグリフィスと王姫の会話を聞いてしまう。ガッツはグリフィスの求める真の友とは違っており、彼の対等の友ではなかったことを知り、ショックを受ける…。
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