⚪概要とあらすじ
日本のゲームメーカーであるカプコンのゲームソフト『バイオハザード』を原案とした、サバイバルアクションホラー映画。
近未来。巨大企業アンブレラ・コーポレーションでは“ハイブ”と呼ばれる地下の巨大研究施設で秘密裏にバイオ兵器の研究を進めていた。しかし、研究中のウィルスが何者かによって施設内に散布されてしまう。ハイブを管理しているコンピュータは施設外への伝染を防ぐためハイブを完全閉鎖し外部との接触を遮断してしまう。内部調査のためハイブに送り込まれた特殊部隊は、ハイブの出入り口付近で倒れていたアリスを発見するが、彼女は記憶を失っていた。アリスを知る一同は彼女を帯同しハイブへ侵入するのだったが、そこには予想を超える光景が広がっていた...。
⚪キャッチコピーとセリフ
“生き返る。たとえ一人でも”
「あなたたちは ここで死ぬ」
⚪感想
ゾンビ作品。
ゾンビ映画は前からあったけど増えていくきっかけは今作だったのではないかなと思う。
何度観ても時間が経つと同シリーズの内容とごっちゃになるやつ。ドーベルマンが凶暴なやつとか中井和哉さんが吹き替えでいるやつとか中島美嘉さんが出演しているやつとかアリスがいっぱいなやつとか。
でも観返したらめちゃくちゃ面白かった。
作品全体がホラー仕様だから心臓が止まりそうになるシーンがかなりある。
来るぞ来るぞ感。
『不思議の国のアリス』のオマージュが沢山あるらしい。主人公の名前アリスだったり、AIがレッドクイーンで赤の女王だったり。
ミラ・ジョヴォヴィッチは『フィフス・エレメント』もピッタリの役柄だったけどやっぱり『バイオハザード』がしっくりくる。
金髪で色白で水色の瞳、キリッとした眉、赤のドレスに黒のブーツ。
ほぼ裸のシーン多い。
ミシェル・ロドリゲス演じるレイン。言葉遣いと目つきの悪さ最高。
ミステリアスでダークテイストな音楽が良い。サスペンス系ゲームのチュートリアルで流れていそう。ダンガンロンパとか。
所々でマップ表示があるし、内容に緩急があってゲームっぽくて好き。
今観るとコロナのこともあって必ずしも非現実的だとは思えなくなる。
冒頭のシーン怖すぎてエレベーター乗れなくなりそう。
低予算らしいけどかなりのクオリティ。
どこかセットがダンボールだったり、スタッフがゾンビ役を演じていたとか。
続編前提ではあるけど1作でも楽しめて続編が気になる作品。
⚪以下ネタバレ
スペンスはアリスにジャケット貸したりしてキュンとしたけど記憶戻ってからクズの極み過ぎて嫌いになった。
アリスが戦闘能力高め。銃も体を使っての格闘も。ドーベルマンゾンビや地下通路でのゾンビとの闘いが良かった。
以下ストーリー。
アンブレラ社の地下で秘密裏に研究されていたウイルスが何者かの手によって散布されてしまう。汚染を防ぐために施設は封鎖。ドアは締まり、エレベーターは停止する。
一方アリスは目を覚ますと記憶を失っていた。実はアンブレラ社のハイブの緊急入口を守るため仲間と夫婦を演じ守っていたのであった。そして特殊部隊らとアンブレラ社の地下へ。
防御システム作動によってレーザー的なもので指や首、お腹にスパッといかれるシーンはクオリティ高め。もっと血が出そうだけど焼き切ってるのかな?
隊長が網目状にスパッと。一直線に来るかと思いきや上に上がったり、網目状になったり絶望感凄い。
レッドクイーンを止めたもののその代わりにゾンビが登場。ゾンビに勝てず追い込まれたのでレッドクイーンを再起動。逃げ道を教えられるも再びゾンビが襲いかかる。
逃げる寸前でアリスは記憶が回復し抗ウイルス薬があることを思い出す。そして、スペンスがウイルスを散布した犯人だと知る。スペンスもそれを思い出し裏切るも、ゾンビに襲われ、1人で逃げるがT-ウイルスの実験生物リッカーに襲われ死亡。
なんだかんだで研究室からは出れ、ゾンビになったスペンスに会うもアリスが「別れが つらいわね」と感情なしに斧を振り下ろすシーンはスカッとする。
無事脱出するもアリスとマットだけに。さらにマットは感染していて待ち構えていた防護服をきた何者かに連れ去られる。アリスが目を覚ますと病院にいた。そこから逃げ出すと外は荒廃した町があり、アリスはショットガンを手にする。
⚪鑑賞
地上波で鑑賞。
午後のロードショーで鑑賞。
GYAO!で鑑賞(字幕)。