ガラムマサラ

バイオハザードのガラムマサラのレビュー・感想・評価

バイオハザード(2002年製作の映画)
3.5
ゾンビゲームの金字塔!
…………の実写映画!

まあ今さら言うことじゃないんですけどね。
ゲームを知っている方ならなんとなく親近感を感じると同時に、途轍もない違和感も同時に感じるのではないでしょうか?

それもそのはず、だってオリジナル要素がとても多いから!まあ、実写映画化するにあたってゲーム一本をそのまま映画にするわけにもいきませんからね………どうしたって脚本は必要ですし、オリジナル要素は必要なところ。

主人公が完全オリジナル……ってのも……まあ、うん。
ただやっぱゲーム原作キャラをもっと活躍させてほしいなぁというのが正直なところ。
もしくはいっそのこと原作キャラを出さずに、世界観だけ共通させた映画限定の別シリーズみたいな感じなら纏まりができたのではないのだろうか……。


と、まあまるで批判になってしまいましたが、楽しめるだけの要素はあります。
特に一作目はゾンビという存在がゾンビしていますからね。CGが悪いというわけではないですが、こういうゾンビもやっぱいいものです。

加えて原作ゲームには無いアクション要素。これは一長一短ですが、ミラ・ジョヴォヴィッチが自ら行ったと言われるアクションはなかなかです。これでホラー感も両立させたものだったならばもっと良かった……。


記憶を辿りつつ整理しながらここまで書きましたけども、アレですね。
やっぱ原作ゲームの世界観と空気が頭をちらついてしまいますねぇ。原作ゲーム1作目とは雰囲気が違い過ぎるんですよね。あぁ、サイコロレーザーは好きですよ?




この内容はまあ悪くないのに元との乖離から違和感を覚えざる負えないこの感じ…………どこかで…………



…………あっ、マグロ食ってる方のゴジラだ!