緑雨

機動戦士ガンダムの緑雨のレビュー・感想・評価

機動戦士ガンダム(1981年製作の映画)
3.8
HDリマスター版にて数十年ぶりの再鑑賞。
小学生時代にテレビシリーズは一通り観ており、この劇場版もその後観たはずだが、ガンプラからガンダムに入った身にはモビルスーツのバリエーションが乏しいこの1作目は印象が薄い。ので、その分、新鮮に観ることができた。

冒頭のサイド7の戦闘が印象を超えて壮絶。フラウ・ボウの家族が爆撃で死ぬ場面のアムロとのやり取りなど、ちょっと今の時代では違和感を覚えるくらいのシビアさだ。
「殴ったね!親父にもぶたれたことないのに!」で有名な鉄拳制裁以外にも手を出す場面がけっこう多いが、これも今ではあり得ないパワハラ表現で、時代が追い越してしまった感がある。

序盤から、シャアとアムロはこんなにたくさん戦ってたのはちょっと意外だったし、ガルマのエピソードはなぜか殆ど覚えていなかった。
ジオンのモビルスーツはザクしかない、と思わせておいてのグフ登場はやはり衝撃。
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