さかい

三つ数えろのさかいのネタバレレビュー・内容・結末

三つ数えろ(1946年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ヤメ検探偵マーロウへの依頼「次女がバクチ絡みで強請られてるから解決して」

《富豪スターンウッド家》
依頼主スターンウッド氏
長女ビビアン
次女カルメン…飲む打つキメる三拍子のドラ娘
用心棒リーガン…行方不明
運転手テーラー…行方不明

脅迫犯①古書店主ガイガー…そもそもの依頼の件の犯人。カリフォルニア州ロサンゼルス郡のラバーン・テラスにある家にて他殺体で発見される
脅迫犯②ブローディ…ガイガーの死後に脅迫してきた。ガイガー殺害現場をおさめたフィルムをもっている
そのブローディも何者かにより殺害。事件はおしまい…?かにみえたが
ガイガーが殺害され、何者か(ブローディ?)がフィルムを持ち去った、あの家の大家は賭博屋の経営者マースと判明
行方不明の運転手テーラーは死体で発見、もう一人の行方不明リーガンは賭博屋マースの妻とかけおちしたのだという
脅迫犯2人と接点のあるマースが黒幕なのか…


…なんともこみ入った話。初見さっぱり把握できなかったので、あらすじや解説よんで自分なりに要約したものを紙に書いて復習してレンタルでリベンジ!

事件の黒幕はマースだが、
そもそも悪いのは痴情のもつれで男を殺した次女と、その隠蔽のために反社に頼った長女。

映画館のチラシによると、
「謎解きの真相を云々するのはヤボ。ハードボイルドの代名詞ボギーと美女たちのウィットに富んだ台詞、そして複雑な人間関係をリズムよく捌くホークス監督の手腕を堪能すべき傑作!」
…という。
台詞で面白かったのといえば
「教えてくれ」「何を?」「何が知りたい?」かな
映画館の年長の人たちはちょっとした会話でやたらウケてた
さかい

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