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マン・オン・ザ・ムーンのことのはのレビュー・感想・評価

マン・オン・ザ・ムーン(1999年製作の映画)
4.0
【誰よりも人間が好き。】

わずか35才でこの世を去ったコメディアン、アンディ・カウフマンの実話を基にしたお話。  

『トゥルーマン・ショー』を観直してから、マイ再ブームのジム・キャリー主演作を久しぶりに観たくなって、サブスク(Amazon prime、NETFLIX)にも近くのレンタル屋さんにもなく、メルカリでレンタル落ちの中古をポチッと購入して鑑賞。

実在したコメディアン、アンディ・カウフマン/トニー・クリフトンを、ジム・キャリーが完全憑依した様な(アンディ・カウフマンの事は知らないけど、ジム・キャリーがジム・キャリーじゃなかった)演技で演じ切り、マネージャー演じるダニー・デビートも、カウフマンと悪ふざけに加担する相棒ポール・ジアマティも素晴らしい演技。
カウフマンの奥さん役の女優さんコートニー・ラブは、カート・コバーンの奥さんだ!と、途中で気づいた。

型にハマること、予想通りの事が苦手で、誰かを笑わせたい、驚かせたい、自分が楽しみ笑いたい。
そんな一途で不器用なコメディアンの短すぎる生涯は、何より笑えて、そして感動する物語だった。

続けて、NETFLIXでドキュメンタリー映画『ジム&アンディ』を観よう。
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