Yui

マン・オン・ザ・ムーンのYuiのレビュー・感想・評価

マン・オン・ザ・ムーン(1999年製作の映画)
3.3
1975年、売れないコメディアンのアンディ・カウフマンは小さな劇場をクビになったその日に敏腕マネージャーに見出され、人気者の階段を登って行くのですが、彼の芸は次第にエスカレートし周囲の反感を買ってしまう。35歳で亡くなった破天荒なアンディをジム・キャリーが演じた実話映画。

冒頭の「僕を理解したくない人は帰っていい」に全てが詰まっていたような気がした。

コメディアンには詳しくないし、映画やドラマなどで観るアメリカのコメディアンのネタ?って、英語が分からないからなのか全くハマった事がなく、いつもつまらないと思ってしまっていた。

本作も同様で、前半のアンディなんて何が面白いのか私の中では理解不能。なんでこの人が敏腕マネージャーに見出されたのか、なぜ人々が笑うのか意味不明だった。

最後まで観ても彼のネタの面白さは余り分からなかったけど、彼の性格や生き様が分かるに連れて映画として面白く感じ、特に後半は笑えたし、感動したし、うるうるした。

破天荒とはこういう人の事を言うんだろうな。
そして、愛された人だという事が分かる。
憎めないのもとても分かる。
子供みたいな人だったのかなぁ。

診療所のシーンは皮肉すぎて本当に笑うしかない🙄

途中で止めなくて良かったです!


2021-316
Yui

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