こぅ

マン・オン・ザ・ムーンのこぅのレビュー・感想・評価

マン・オン・ザ・ムーン(1999年製作の映画)
4.0
名匠ミロス・フォアマン監督の【伝記
ドラマ】。

僅か35歳でこの世を去った伝説のコメディアン、【アンディ・カフマン】をジム・キャリーが熱演。

一風変わったコメディアン、アンディ・カフマン(ジム・キャリー)の夢はカーネギー・ホールでの舞台。観客に何度ブーイングされても情熱的に小さなパフォーマンスを続けていた。それが大物プロデューサー、ジョージ(ダニー・デビート)の目に留まり、人気番組出演などたちまち大スターになるが…。

ジムの演技は面目躍如。

アンディは、人を笑わせると言うよりも、兎に角サプライズ、驚かせるのが好きだったのだろう。それがエスカレートして、プロレスにまで発展してしまうのだ。
彼を支えるのは恋人のリン(コートニー・ラヴ)。

見所である中盤辺りのショーでのサプライズは、見に来ている観客と【疑似体験】したかのような感覚でビックリした。
そのキーマンとなる、相棒トニーは、横暴でやかましい男。

晩年のプロレスショーでも、アンディはマジシャンの様に観客を【ミスリード】して騙すのが上手かった。
クライマックスの華やかなXマスラストライブもアンディらしく大盛況に終わった。


さすがのアンディも最期までは観客を騙すことは出来なかった…。


*この後【パディントン 2】を観た。
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