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アンダーカヴァーのtheocatsのレビュー・感想・評価

アンダーカヴァー(2007年製作の映画)
3.2
エリート警官一家の中のはみ出し息子がロシアンマフィアに引き込まれるか否かという微妙な立ち位置。
その立ち位置ゆえに両者の捕り物劇に否応なく巻き込まれ、警官要職に就く兄と父親がマフィアの標的となってしまう。
怒りに打ち震えるはみ出し息子が選んだ道は・・・・

という感じのあらすじだが、はみ出し息子はそんなに怒っている感じではなかったよ。笑

バイオレンスアクションよりはヒューマンドラマに重きを置いた展開を「じっくり深く描いてくれた」と見るか「冗長で退屈だった」と感じるかは紙一重。
そうだったんだろうなと微かに感じていた「裏切り」場面も歯切れが宜しくなく、ラストクライマックスの大捕り物場面も何だか腰砕け。

そんなわけで納得づくというわけではないが、そこそこのヒューマンドラマを見させてもらった方に天秤が傾いたかな。苦笑
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