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アンダーカヴァーのかずシネマのレビュー・感想・評価

アンダーカヴァー(2007年製作の映画)
3.1
似てない兄弟ですね…。(小並感)

この手のジャンルの作品としては結構ダラダラ展開する。
緊張感が無い訳でも心理描写が足りない訳でもないんだが。
テンポがいまひとつなのか、なんだか物足りない。
兄弟関係の描写はステレオタイプなそれの一つかなと。
ストーリーが進むにつれ兄貴の影が段々薄くなるのが気になった。

この作品に限った話ではないが、身内に危ない職業や危ない交友関係のある人間がいても警察官になるのに支障はないのか?と。
逆もまた然りで、警察に身内がいる人間を危ない世界の方々がそもそも調べもしないって違和感ある。
あの手の世界も身辺調査って基本ちゃうのん?

病院での塩対応はちょっと可哀想だったな。
遠因は自分とは言え、フォローしてくれるのが身内ではないってのが…。

車のシーンの混乱する描写は良かった。
揺れ過ぎて何がどうなってんのか分からないのがそのまま心理描写になってて。
でもいつの間に運転席へ移ったんやろか。。

ホアキンの歩き方がペンギンみたいで可愛らしい。
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