このレビューはネタバレを含みます
喪失に次ぐ喪失。
ラスト、兄弟間の“I love you.” “Me too.”がこんなに虚しく響くことあるんだって思った。
父と兄(肉親)をとった結果、恋人(将来の家庭)を失った、って解釈したけ…
エヴァ・メンデスの手マンで始まってエヴァ・メンデスの不在で終わる。喪失または喪失の危機の映画。
不思議な質感の雨のカーチェイスとか煙の中に消えるホアキンとか好きな場面もあるけど、飽きる前に色々進むか…
喪失に次ぐ喪失。家族という絶え間なく循環する呪いを引き受けるプロセス。その結実としての卒業式(冒頭の浮かれた夜の変奏)とあの素晴らしいラストカット。"we own the night"という原題の狂…
>>続きを読む冒頭でホアキンフェニックスがクラブの二階からフロアを見下ろすときのクレーンショットだけで手堅さを確信。土砂降りのカーチェイスや草原に火を放って立ち込める煙など、視界不良による静と動の混在した攻防戦が…
>>続きを読む男のプライドや見栄や弱さの描写が
リアルだった
ホアキンの演技が本当に良過ぎて
それだけで★10
兄:プエルトリコの女とつるみやがって!
弟:兄貴はデブの女房で我慢するんだな!!
ってセリフがめっち…
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自宅で。
2007年のアメリカの作品。
監督は「リトル・オデッサ」のジェームズ・グレイ。
あらすじ
1988年、ニューヨーク。エリート警察官の一家に生まれたボビー(ホアキン・フェニックス「カ…
邦題が安直っていうか、適当。潜入捜査物の方がサスペンス性が高くて興行が見込めるのかもしれないけれど。
「マフィアを裏切って潜入捜査」とかあらすじに書いてあったけど、ボビーはいい年こいて反抗期でちょ…
再見。やはり世界一カッチョイイ映画の一つである。
父親の形見の拳銃が使われないことに初見時はビビったが、今回はホアキンの彼女が残した手紙の内容を一文字も開示しないことにびっくらこいた。
ボクシン…