unknown

彼岸島のunknownのネタバレレビュー・内容・結末

彼岸島(2009年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

原作未読
原作ファンは受け入れられなくともそうでなければ受け入れられるパターンはある。

しかし、これは映画としてあまりにクオリティが低い。

CGやVFX、演出がどうとか言う以前に脚本、設定が雑過ぎる。

主人公達が仲間がどうとか吸血鬼と違って心がどうとかいくら綺麗事を言った所で最初にポンを見捨ててる時点で何も響かない。
アキラは善人ぶって喚いても肝心な所ではだんまりになるからたちが悪い。
ケンに至っては自分を助けに来たユキが後に拐われても安全になったところで一言悔やむだけ。
デブとメガネはじぶんの事しか考えてない。
こう言う状況だからそう言う態度は別に良いんだが正直こいつらが仲間ぶってるのが気持ち悪い。

兄貴のアキラに至っては元凶の吸血鬼であるミヤビを興味本意で解き放った張本人である。
レジスタンスのメンバーはこれを知ってるのか…?
被害者ぶってるがある意味で一番の加害者。

この狭い島でレジスタンスの連中は夜の山で普通松明ともして明々と過ごしてるが何なのか?
しかも師匠とか普通に唸り声上げてたが…。
吸血鬼達はあえて野放しにしてるとしか思えない。

突然剣術の才能が開花し心眼を極めるアキラ。
意味がわからない。
それと同時にアキラと交代して出番の無くなる同級生組。
デブとメガネは何しに来たのか?

ツッコミ出すとキリがない。
原作知らんけどこんな酷くはないだろう、きっと。
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