いい意味で昔のアメコミヒーローを茶化し、それでいてファミリー映画になっている作品。
今から14年も前の作品。この14年でCG技術ってこんなに進歩したんだって感心する。
CGアニメは最初、人物の滑らかな動きや豊かな表情を表現することがとても困難でした。そんな当時の技術で違和感なくファンタジーな世界を作り上げたのが「トイ・ストーリー」だったそうです。それから何作か重ねて人間を主軸とした作品として発表したのがこの「Mr．インクレディブル」。アメコミヒーローとして見ると、まだMCUも展開する前の作品だから一昔前のストーリー展開を繰り広げます（同年に公開したアメコミ映画はライミ版スパイダーマン2）。この作品の見所は主人公たるお父さんがまさかのヒロイン枠だと言うこと！序盤はお父さん大活躍なのに敵に捕まってしまい、お母さんを筆頭に娘と息子が助けに行く！しかもお父さん以外の家族は特殊能力をそれぞれ持っていて、筋肉バカのお父さんの存在が霞むっていうね・・・・。そして2018年この家族がまた銀幕に帰ってきます。予告を見る限り話は1の直後っぽいですね。お父さんも「あーこうなるよねー」と、1を観れば納得の立ち位置にいます。
CG技術も話もどれくらいパワーアップしているか楽しみです。
