続編見る前にと思って改めて。
思ったよりも面白い!っていうディズニーシリーズのひとつ(笑)
個人的にヒーローよりヴィランズが好きなのでMARVELも好んで見ません。結局悪役が好きになってしまうから…。
DCも何だかんだジョーカー信仰ですし…
アニメならいけるかな〜と思って見てみたらこれが面白い。
年齢と共に衰える肉体と精神、年齢と共に移り変わる時代に翻弄されるパパ。ヒーローというお仕事だから特にというよりも、定年間近のお父さん世代なんかにはとても共感出来ちゃうんじゃないかしら…
しかしその"衰え"を勘づかせたくないという力みも加わって、空回り具合は台風なみ。家族も巻き込んでの大騒動になっちゃうわけです。
一方で、この家族はジャックジャック以外がミュータントという設定。
すると子どもは子どもなりにその能力を制御出来なかったり恥じたりと父親とは違った方向で苦労する訳ですね。そこを一斉に纏めようと懸命に舵を切るママの姿を見て、うちの母親の苦労を想いました。
クライマックスのパパの台詞がとってもとってもと〜っても良かったです。
間違えを認めたり弱さを認めたり、歳を取るほど出来なくなるもの。家族だからこそ素直に言い合える、みたいな関係性を私たちも築きたいねと観ながら家族で話していました。
ちなみに私はヴァイオレットそっくりな根暗さを持ち合わせているので、ちゃんとカチューシャしなきゃな〜と思いました。(笑)