しば

Mr.インクレディブルのしばのレビュー・感想・評価

Mr.インクレディブル(2004年製作の映画)
3.8
かつて、スーパーヒーローたちは平和のために日々悪と戦っていました。しかし、救助活動の弊害により住民から訴訟を起こされることに。ヒーローたちの風当たりも強くなり、政府から特殊能力を使うことを禁じられてしまいます。

元スーパーヒーローのMr.インクレディブルは正体を隠し、「ボブ」として保険会社で働き、妻のイラスティ・ガールこと「ヘレン」と、ごく普通の生活をしていました。しかし、日々の鬱憤が抑えきれないボブは、会社の上司に暴力をふるってしまい解雇に。そんな彼の元に、謎の女性からあるメッセージが…

あることをきっかけに、家族は特殊能力を解禁。
怪力のMr.インクレディブル、ゴム人間の妻イラスティ・ガール、透明になってバリアを張れる長女ヴァイオレット、超音速の次男ダッシュ・ダッシュ、能力の違うヒーロー家族が協力して悪に立ち向かいます。

ヒーローものの作品は数多くありますが、ヒーローに家族という要素を足すだけでこんなに面白くなるとは!
フルCGならではのド派手なアクションが楽しめます。
いつも思いますが、ピクサーの声優選びは上手いですね。
芸能人が声優に挑戦するのは否定的な意見が多いですが、
この作品のキャラはどれも役にハマっていて違和感がありません。
私は演技が上手ければ芸能人声優でも歓迎派です。(上手ければの話ですが。)
特にシンドローム役の宮迫さんは本当に演技派で、本職が声優かっていうくらい役にハマっていました。

少し引っかかるのが、シンドロームが悪者になった原因はMr.インクレディブルにも少なからずあること。そして彼の死に方がピクサーにしてはむごい…
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