星降る夜にあの場所で

あの娘と自転車に乗っての星降る夜にあの場所でのレビュー・感想・評価

あの娘と自転車に乗って(1998年製作の映画)
4.6
星降る夜に押し入れ探検隊 24

こんな場所
こんな風習
こんな家族
こんな友人

に包まれて育まれた恋の終着駅は、揺るぎない愛にしか成り得ないだろう。
と、確信に近い思いにさせられる。
砂で作ったダッチワイフに…のシーン(個人的にはツボです(笑))さえなければ、色んな意味でまだ間に合うであろう小学校の芸術鑑賞会にでも上映して欲しい作品。

私を含めてどうも先進国の現代人は、自然との天然的な交流能力が目まぐるしく退化していくように思える。
『だって今の時代、都会では高層ビルが立ち並び、田舎だって建売住宅がバンバン建てられて自然となんて触れ合えない。子供だけじゃなく大人まで楽しめるゲームも腐るほどあるし、買い物だってスマホやPCのボタン操作で出来ちゃう時代だよ?そんなの当然だろ?頭ん中お花畑かよ』
なんてことを言われることだろう。
しかし、本当にそれだけの理由だろうか?
あなたのこれまでの人生で、周りに1人ぐらい居ませんか?
年齢性別に関係なく、妙に瞳がキラキラと透き通って見える人。
その瞳を見ているだけでなんだかホッとしてしまうような人が☆彡