なっちゅ軍曹

ラピッド・ファイアーのなっちゅ軍曹のレビュー・感想・評価

ラピッド・ファイアー(1992年製作の映画)
3.2
20年ぶりに再見。ストーリーにカタルシスは無く、内容・演出は80~90年代に量産された相棒モノの凡作を脱しない。しかしブランドン・リーのキレのあるアクションだけで本作は十二分に鑑賞に値する価値があるし、特にアル・レオン(ダイ・ハードのアジア系テロリスト)とのアクションは本作最大の見所で両氏のファンは必見だ。天安門事件に触れており、作品内でのブランドンの父親も死んでおり、しかも「君の父さんは偉大な英雄だ」と言った台詞を聞かされるなど、意外と攻めた内容だった。更にブルース・リーのオマージュシーンも散見され、ブランドンの心境を考えるとドキドキしちゃうね。