本作同様、実写×アニメ映画の『ロジャー・ラビット』と比較にされることが多いと思うんですが、映画作品としては圧倒的に『ロジャー・ラビット』かなとは思いつつ、そもそもちょっと土俵が違うよなって気がします。
ロジャラビはアニメとマッシュアップされている実写部分が「実写映画」（具体的に言うとハードボイルド映画。つまりフィクション）ですが、本作は現実のスポーツです。
フィクションの世界の中で、現実として崩してはいけない領域を守りつつ、フィクションと同じように「人々に夢を与える」というミッションをこなすのは難しいチャレンジだったでしょう。そしてそれは、ほぼベストに近い形で成功していると思います。
私はバスケ・シーンやジョーダンの人となりには詳しくないのですが、こんな大胆なストーリー運びを許したところから、ジョーダンの気さくな人柄が想像できて、、とにかくポジティブな映画でした^^
…最近ナイキから本作オマージュのエア・ジョーダンがリリースされたりしているようなので、ご興味の方はチェックしてみてくださいｗ
